商品先物Q&A

「商品先物教室」に寄せられたお問合せの中から、特に多いご質問を集めました。

価格変動の要因は?

基本的には、物の値段は、需要(買いたい人)と供給(売りたい人)のバランスで変動するものです。そのバランスを崩す要因として為替動向や気象条件、国際情勢、景気動向などがあります。

為替動向
取引所で売買されている商品は、海外から輸入されているものや、海外市場の価格が国際指標となっているものがほとんど。となれば、為替が変動すれば当然輸入商品の輸入価格も変動します。つまり、円高になれば輸入商品の価格は下落し、逆に円安になれば輸入商品の価格は上昇するのがセオリーということになります。
気象条件
農産物の生産(供給)に大きな影響を与える要因。その年の作付けから収穫にいたるまでの天候いかんによって、豊作にも不作にもなります。豊作になれば価格は下落し、不作になれば価格は上昇します。また、近年は異常気象による天災から、地球規模で経済効果に打撃を与えるなどのニュースも希ではなくなってきており、「エルニーニョ現象」などはその一例です。
国際情勢
戦争、国際緊張などが起こると、為替の変動が激しくなったり、当事国からの商品調達が難しくなるのではないかなど、色々な思惑が働き、上場商品の価格にも影響を与えます。例えば、中東地区で戦争もしくは緊張状態が起きるとまず原油の価格が上がります。原油価格が上がるとインフレへとつながり、上場商品の価格を押し上げることになります。
景気動向
単純に考えれば景気がよければ消費が増大し、価格を押し上げることになります。逆に、景気が悪いと消費が減退し、価格を下落させてしまいます。特に、貴金属は宝飾品需要の割合が高く、景気動向に大きく影響されやすい商品です。経済成長途中の各国の景気動向なども忘れてはいけません。
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