商品先物Q&A

「商品先物教室」に寄せられたお問合せの中から、特に多いご質問を集めました。

リスクヘッジって何?

リスクヘッジとは日本語で「保険つなぎ」とも呼ばれ、商品先物取引の持つ重要な機能のひとつです。

例えば、輸入業者が海外の産地で商品を買い付け、2カ月かけて船で輸送し、国内で販売したと仮定します。この時、買い付け時より価格が下がっていたら、否応無しに買い値より安く売らざるを得ないため、値下がり分は丸々の損失になってしまいます。取引量次第では、その損失は取り返しのつかないものになり兼ねません。

そこで、値下がりのリスクを回避・軽減するために、あらかじめ現物を買い付けたと同時に、先物市場で同量の売り注文を出しておきます。現物が値下がりした場合は、その指標価格となる先物市場の価格も値下がりしているため、先物市場での売り契約を買い戻し決済をすれば、逆に値下がりによる利益を得ることができ、現物取引で生じた損失をカバーできるわけです。このようにリスク・ヘッジとは、利益を出すということよりも、当初の計画通りの販売益を得るために行う保険的役割をいいます。

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