コーヒー
コーヒーの品種が40種類以上ある中で、アラビカ種はコーヒー生産量の約7割を占める品種です。高い品質と豊かな香りを持っていることから人気を集めています。
アラビカコーヒー
アラビカコーヒーの主要産出国の分布

- ブラジル
- コロンビア
- エチオピア
コーヒーは世界の約60カ国で栽培されていますが、中でもブラジル・コロンビア・エチオピアが世界全体の半数以上を占めています。
アラビカ種はコーヒー消費の中心
コーヒーの品種は40種類以上ありますが、主な栽培種はアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種になります。中でもアラビカ種は品質が高く、豊かな香りをもっていることから、総生産量の約7割がアラビカ種だといわれています。このアラビカ種の生産はブラジルやコロンビアなどの南米が中心になっています。
変動の基礎的要因
コーヒーの価格は天候の影響を大きく受けます。また、アラビカコーヒーの次に大きな割合を占めるロブスタ種の価格によっても、アラビカコーヒーの価格は変動します。
アラビカコーヒー価格変動の基礎的要因

生産条件
コーヒーはとてもデリケートな植物なので、生育には様々な自然条件が必要となります。降霜や干ばつ、ハリケーン、豪雨などが起こると、コーヒーの生産に深刻なダメージを与えてしまいます。そのため、ブラジルやコロンビアなど、主な産地の天候には注意が必要です。また、エルニーニョ現象やラニーニャ現象などの異常気象にも注意したいところです。
需要
コーヒーの需要は輸入国の消費動向や生産国の国内消費動向によって変化します。たとえば、輸入国で猛暑が起きると、アイスコーヒーの需要が増え、価格が上がります。また、アラビカコーヒーの次に大きな割合を占めるロブスタ種の価格の変動や、紅茶やココアなど、ほかの飲み物の需要動向に影響を与えます。
ロブスタコーヒー
ロブスタコーヒーの主要産出国の分布

- ベトナム
- ブラジル
- インドネシア
病虫害に強いロブスタ種
ロブスタ種はアラビカ種の次に生産の多い品種で、世界の全コーヒー生産量の20~30%を占めています。原産地はアフリカのコンゴといわれていますが、今はインドネシアやベトナムなど、東南アジア諸国が生産の中心になっています。比較的低高度で高温多湿の土地でも栽培でき、病害虫に強いのが特徴で、主にブレンドコーヒー、インスタントコーヒーや缶コーヒーに使われています。
変動の基礎的要因
コーヒーの価格は天候の影響を大きく受けます。また、アラビカコーヒーの次に大きな割合を占めるロブスタ種の価格によっても、アラビカコーヒーの価格は変動します。
ロブスタコーヒー価格変動の基礎的要因

生産条件
ロブスタコーヒーはアラビカコーヒーと比べると高温多湿や病虫害に強く、低地でも栽培ができます。ただ、ロブスタコーヒーは低温には弱いという特徴があり、天候の影響は受けてしまいます。そのため、インドネシアやベトナムなど、主な産地の天候には注意が必要です。
需要
コーヒーの需要は輸入国の消費動向や生産国の国内消費動向によって変化します。たとえば、輸入国で猛暑が起きると、アイスコーヒーの需要が増え、価格が上がります。またアラビカコーヒーの次に大きな割合を占めるロブスタ種の価格の変動や、紅茶やココアなどほかの飲み物の需要動向に影響を与えます。
コラム
コーヒーを取り巻く環境
コーヒーの生産は、コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近の国々に限定されています。よって、生産国の天候がコーヒーの供給量、価格を大きく左右します。特に生産量が多いブラジルの天候には注意が必要です。また、生産国でのストライキにより、コーヒー豆の積み出しが遅れて、価格に影響を及ぼすことがあります。
日本に輸入されているコーヒーの約7割はアラビカ種
日本ではコーヒー豆が生産されていないので、全て輸入に頼っています。その中でも総輸入量の約7割がアラビカ種となっています。日本はアメリカ、ドイツに次いで世界第3位のコーヒー輸入国で、生豆や煎り豆はもちろん、インスタントコーヒーやコーヒーエキスなど、様々な形で輸入されています。アメリカ、ヨーロッパ、日本といった輸入主要国の在庫が価格に影響することもあります。
取引基礎情報 アラビカコーヒー
| 取引所 | 東京穀物商品取引所 | |
|---|---|---|
| 立会時刻 | 前場 | 1節= 09:00 2節= 10:00 |
| 後場 | 2節= 13:50 3節= 14:50 | |
| 標準品 | 取引所が定めた基準を満たしている以下のウォッシュド・アラビカコーヒー [メキシコPW,エル・サルバドルCS,グアテマラEPW,コスタリカHB ホンジュラスHG,ニカラグアSHG] | |
| 呼値単位 | 1袋(69kg)当たり10円 (10円の値動きで500円の差損益) | |
| 取引単位 | 1枚=50袋・3450kg (受渡単位=250袋・17250kg) | |
| 限月 | 6限月制(12ヵ月以内の奇数月) | |
| 値幅制限 | 原則として、3月・6月・9月及び12月の理事会にて翌月から3ヶ月間に適用する制限額を決定する。なお制限額の算出方法は 、過去1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間における価格変動幅の累積度数分布の上位95%の値を算出し、 それらの値のうち最も下位のものを100円単位で切り上げた値を基礎として算定する。 | |
| 最終約定値段が制限値段に達した限月が2以上あるときは、翌営業日の全限月について当該制限額の その50%相当額を加えた額を制限額とし、最終約定値段が通常の制限値段に達した限月が2以上ある状況が継続する限り同様とする。 | ||
| 納会日の属する月の1日以降の当月限の値幅制限は撤廃 | ||
| 建玉制限 | 1番限(納会月)・・・100枚 1番限(納会前月)・・・200枚 2番限・・・600枚 3番限以降・・・2,000枚 ※上記は売又は買のそれぞれの建玉数量 | |
取引基礎情報 ロブスタコーヒー
| 取引所 | 東京穀物商品取引所 | |
|---|---|---|
| 立会時刻 | 前場 | 2節= 10:00 |
| 後場 | 2節= 13:50 | |
| 標準品 | 取引所が定めた基準を満たしている以下のアンウォッシュド・ロブスターコーヒー [インドネシアEK-1(G-4a),タイFAQ,ベトナムG2] | |
| 呼値単位 | 100kg当たり10円 (10円の値動きで500円の差損益) | |
| 取引単位 | 1枚=5,000kg(受渡単位=250袋・15,000kg) | |
| 限月 | 6限月制(12ヵ月以内の奇数月) | |
| 値幅制限 | 原則として、3月・6月・9月及び12月の理事会にて翌月から3ヶ月間に適用する制限額を決定する。なお制限額の算出方法は 、過去1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間における価格変動幅の累積度数分布の上位95%の値を算出し、 それらの値のうち最も下位のものを100円単位で切り上げた値を基礎として算定する。 | |
| 最終約定値段が制限値段に達した限月が2以上あるときは、翌営業日の全限月について当該制限額の その50%相当額を加えた額を制限額とし、最終約定値段が通常の制限値段に達した限月が2以上ある状況が継続する限り同様とする。 | ||
| 納会日の属する月の1日以降の当月限の値幅制限は撤廃 | ||
| 建玉制限 | 1番限(納会月)・・・60枚 1番限(納会前月)・・・200枚 2番限・・・600枚 3番限以降・・・2,000枚 ※上記は売又は買のそれぞれの建玉数量 | |



