商品先物用語集
商品先物取引をするにあたって、さまざまな専門用語がでてきます。取引を円滑に進めるためにも、それらの用語を知っておくことが、取引成功の秘訣です。ここでは商品先物取引に関する専門用語を索引にして解説しています。
「あ行」
- い
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板寄(いたよせ)
競売買による単一約定値段により行なう売買約定方法の1つである。この方法は、
(1)取引所の撃たく係員が立会場の高台に立ち、前の立会の最後の相場および市場の気配をみて適当と思う値段を唱え、売り方および買い方から売買の申出を誘う。
(2)撃たく係の唱える値段以上で売ろうと思っている会員はその売ろうとする数量を、その値段以下で買おうと思っている会員はその買おうとする数量を、発声や手振りで高台に申し出る。
(3)高台にいる見張係は会員からの合図を見て、たとえば「A5枚売り、B7枚買い、C3枚売り」などと唱えながら売り申出と買い申出との差引数量を計算し、また高台の帳付係員は見張係の連絡により、これを記録しながら売りと買いとの差引を計算する。
(4)会員からの売り申出または買い申出がなくなるまで売りまたは買いの申出をさせ、その申出がなくなった場合において、売り申出数量と買い申出数量が一致しないときは、撃たく係は、その唱え値を上げまたは下げた(すなわち売り申出数量が多いときは、下げて)値段を唱え、新しい値段による売りまたは買いの数量を申出させる。
(5)このような過程を経て、売り申出または買い申出がなくなり、かつ、売り申出数量と買い申出数量とが一致するまで何回も繰り返し、売り申出数量と買い申出数量とが一致したとき撃たく係は撃たくを打ち、その撃たくを打った時の唱え値をもって売買決定値段とする。それまでの売り申出と買い申出のすべてをこの決定値段によって売買を成立させる方法である。
この方法は、唱え値は移り変っていくが、唱え値が変っても最後の唱え値までの間の売りまたは買いの申出はすべて最終の唱え値により売買が成立することとなるので、その中途において前の唱え値により申し出た売りまたは買いが後の唱え値による売りまたは買いとされることが不服な場合には、その不服な数量について前の申し出と反対の申し出をする。取引所では同一会員の同一数量の売りと買いとの申し出は相殺して取引がなかったものとして処理される。この方法は単一約定値段による売買締結方法のうち、一番簡単で、かつ、大量の売買に適している。




